シュリンクレザーとは。手入れや型押しとの違いは?
シュリンクレザーってなに?
革小物はたくさん販売されています。
財布やスマホケース、バッグやポーチなど多岐にわたります。
しかし、革製品といっても革の種類も数多く存在しており、それぞれにメリットやデメリットが存在します。
その中で今回ご紹介するのは「シュリンクレザー」です。
英語で「shrink」縮むという意味を持つレザーであり、鞣しの段階で特殊な薬品につけることで革の表面を縮め、シボ感を出した加工がされているレザーのことを指します。
この表面の独特な柔らかさが人気を集めています。
シュリンクレザーの特徴
シュリンクレザーの1番の特徴は表面のシボにあります。
このシボは、生地を縮めた時のシワと捉えてもらって大丈夫です。
この独特なシワが高級感を出し、見た目も柔らかく使いやすい風合いにします。
そして、柔らかい素材がゆえにシュリンクレザーは衝撃や傷に強く目立ちにくいという特徴もあります。
通常の革製品ですと使っていくと表面が擦れたり、禿げていったりすることが多いかと思います。
使えば使うほど古びた見た目になってしまう革製品とは違い、傷がつきにくくついてしまっても目立ちにくいのがシュリンクレザーです。
ですから、長期間同じものを使いたいという人にとってはシュリンクレザーはかなり使いやすくなるのではないでしょうか。
型押しレザーとシュリンクレザーの違い
シュリンクレザーと似た革製品の中には、型押しレザーというものが存在します。
この両者の1番の違いは、「シボの在り方」にあります。
シュリンクレザーは薬剤を使用し、シボを最大限に生かしたレザーのことを言います。
反対に型押しレザーとは、シュリンクレザーと同じようにシボがあるレザーですが、平な面にシボの型を押す加工を施したレザーのことを言います。
簡単にいうと型押しレザーの種類の一つにシュリンクレザーがあるようなイメージですね。
シュリンクレザーは特に特殊な加工がされており、特別感があることがわかります。
手で触れることで違いは一目瞭然ですが、シュリンクレザーと型押しレザーの違いを把握し、間違いのないように購入してもらいたいです。
シュリンクレザーのお手入れとメンテナンス
長持ちのするシュリンクレザーですが、革製品ということに変わりはなくデリケートな製品なので、ぜひお手入れやメンテナンスを定期的に行っていただきたいです。
しかし、素人の私たちはシュリンクレザーをどのようにお手入れしたら良いかメンテナンスをしていけば良いかわからないですよね。
今回は、お手入れの仕方やメンテナンス方法についてお伝えしておきます。
もちろん定期的にお手入れすることが1番の理想ですが、定期的に行うのが面倒臭いという人もいれば、時間もないという人もいらっしゃいますよね。
自分のできるタイミングでお手入れやメンテナンスを行えば良いです。
今回はお手入れ方法、メンテナンス方法を知るという軽い気持ちで覚えていただければと思います。
1.ホコリや汚れを落とす
まずはじめにやっていただきたいのは、表面についた汚れを落とす作業です。
使っていると汚れがつくのは仕方ありません。
乾いた布や柔らかい布で表面を拭く作業を行いましょう。
シボがあるので隅々まで綺麗にしたい人は馬毛ブラシを使うと効果が上がります。
2.皮革クリームでしっかりと保湿する
革にとって一番の敵は乾燥です。
乾燥により表面が硬くなり亀裂や裂けの原因となります。
そのためにクリームを使用してシュリンクレザー本体を保湿してあげましょう。
柔らかい布などでクリームを広げながら保湿をすることで、簡単に前端に行き渡ります。
光沢も復活してきます。
3.防水スプレーを吹きかける
これはできる人だけで構いません。
必ずしなければならないわけではありませんが、バッグなどの場合は雨に打たれてしまうこともありますよね。
水は色落ちなどの原因にもなりますから、防水スプレーを吹きかけて色落ちがしないように心がけていきましょう。
おすすめしたいシュリンクレザーのスマホケース!
まずはみてわかるようにシボが綺麗に入っており、見た目も高級感が出ますよね。
こちらがドイツ製のシュリンクレザーです。
先ほども述べたように、傷が目立ちにくいですからスマホケースのシュリンクレザーは本当におすすめできます。
こちらの画像が、今回ご紹介しているスマホケースの4種類の革素材です。
右下のグレーの素材がシュリンクレザーです。
並べるとよくわかるように、シボが一番目立っていることがわかりますよね。
シュリンクレザーは経年変化を楽しむのに適さない代わりに、長い期間ずっと同じ風合いを楽しむことができるというメリットがあります。
同じものをずっと使いたいという人にはシュリンクレザーの商品を選んでもらいたいです。
商品名:iPhoneケース MOSHI ソフトタイプ |