






レザー別カラーサンプル
moku定番カラーのサンプル帳をお買い求めいただけます。
大きさは台紙全体がスマートフォンサイズ程度のサイズ感になります。
同時に5,000円以上のご注文で送料無料になります。
定番カラーのみとなり、数量限定カラーなどのご用意はございません。
“質感高く地球に優しい「素材」”
思わず触れたくなる高い質感を持つ素材
選ぶことが地球のためになる、持続可能な社会に貢献する素材
そんな素材を厳選しています。
思わず触れたくなる高い質感を持つ素材
素材1:プエブロ(Pueblo)
「Badalassi Carlo(バダラッシ・カルロ社)」 により、生後2年以上の雌牛の原皮を使用しバケッタ製法で作られています。 仕上げ加工として意図的に表面を荒々しく毛羽立たせた、非常に個性的な革です。
最初の状態は和紙のような手触りで、マットな質感故に光沢は殆どありませんが、使う程に表面の繊維が寝て加速度的に光沢が増していき、色も短期間で深まっていきます。

艶の上がり方が非常に早いので、変化の仕方がとても劇的であるほか、使い込んだ時に見せる、吸い付くようなしっとりとした質感も大きな魅力です。革の経年変化(エイジング)がお好みの方にはおすすめの皮革です。
素材2:ブッテーロ(Buttero)
「Conceria Walpier(コンツェリア・ワルピエ社)」により、ステアという成牛のショルダー部分を使用しタンニン鞣しで作られています。硬いショルダー部分ということもあり、ハリとコシがあるのが特長です。個体差がありますが、ショルダーに出やすい縞模様が多少出ることがあります。
優れた染色技術によって染色されているので、透き通るような綺麗な色でありながら、ハリのある重厚感が魅力です。プエブロほど劇的ではないものの、経年変化も十分に楽しめる皮革です。
素材3:ノブレッサカーフ(Noblessacalf)
1864年から皮革を制作しつづけている有名老舗タンナーであるペリンガー社が提供する本格レザーです。
ペリンガー社は、150年以上に渡って培ってきた革鞣しの技術と経験を、近代的な製造方法を結合させることで、安定した高品質の革を供給しています。品質が良いだけでなく 環境に配慮したタンナーであることから、世界中のトップブランドから高い評価を得ています。
革の特長としては、型押しによって表面に模様がつくられています。表面が顔料で覆われているので水がついても簡単にはしみこまず、汚れや擦れには比較的強い革です。
同じタンナーが作るドイツシュリンクと比べた場合、やや光沢感があってパリッとした質感です。
経年変化(エイジング)は、プエブロやブッテーロに比べると程度が小さく、ずっと同じ風合いで利用したい方にオススメします。
素材4:ルガト(Rugato)

革の宝石とも称されるルガトを作るのは、1873年創業の「タンナリー・マズール社」。ベルギーで唯一のタンナーです。そのマズール社が作る「ルガト」は、牛のショルダー部位。アルプス周辺で飼育される上質なスイス原皮を使用し、伝統的なタンニン鞣しで作られ、透明感と深みのある自然な色ムラが特徴で、ショルダー特有の深いトラシワが綺麗な模様として出ています。
程よい光沢感や高級感から、至高の革と呼ばれるコードバン(馬革)との相性もよく、一部のブランドではコードバンとルガトを組み合わせて製作しているハイブリッド製品も見かけます。
【重要】ルガトレザーのご注意点
ルガトの特徴でもある深いトラシワについては、個体差が非常に大きく、全くトラシワがないものもあれば、トラシワがとても強く出ているものもあり、それらを比べると、まるで別物のようにさえ見えます。

個体差の例(写真のカラーはlight brown)
そのムラが魅力!と私たちは思いますが、悪く言うと「イメージと違う」ということが起きやすいレザーでもありますので、予め十分にご理解の上で、ご利用くださいませ。「イメージと違う」「思ったよりもトラシワが強過ぎる」などの理由での返品・交換は承っておりません。
なお、トラシワが強ければ当たり・ハズレということは全くなく、全てが牛1頭ずつの個性なので、その個性を楽しんでいただきたいです。それが本革を楽しむことの1つでもあると私たちは考えます。
どうしても好きな柄を選びたい!という方は、本店(溝の口)にご来店のお客様に限り、在庫に余裕があればお選びいただけることもございます。オンラインショップでご注文の際には、当店にお任せになりますので、どんな柄が届くか、楽しみにしていただければ幸いです。
素材5:コードバン(Cordovan)

数ある革の中でも“最高級”と評され、革のダイヤモンドとも言われるコードバン(馬革)を外装の全面に使った、贅沢な仕様となっています。
コードバンとは元々馬のお尻部分の皮です。一般的な、表面を残してなめされた革と違い、皮膚組織の内部にある厚さわずか2mm程度の「コードバン層」と呼ばれる部分だけを削り出したものがコードバンの革となります。
牛や豚と違い、食用としての流通量が圧倒的に少ない馬。その少ない馬の皮から、さらにごくわずかしか取れないコードバンは、極めて希少性が高く、材料費としてもずば抜けて高いのが特徴です。
コードバンといえば、小学生が6年間使う"ランドセル"によく使われることで知られています。逆にいえば、コードバンであれば6年間、子供がほぼ毎日使うような過酷な状況においても、耐えることができると世の中でも周知されている証拠です。
実際にスタッフもコードバン製品を10年近く使用していました。(使い方や製品によって耐久性は異なりますので、ご参考まで)
つまり、コードバンは希少性が高いだけでなく、耐久性・質感という品質においても圧倒的。商品価格はどうしても高くなりますが、それ以上の価値があると自負しています。
なお、当店で用いるコードバンの経年変化としては、徐々に色味が落ち着き、深みが出てくるような印象になります。

上記写真は、burgundy(バーガンディ)を実際に使用したサンプルです。左側が未使用、右側が6ヶ月程度使用した状態です。
若干ではありますが、色に深みが出てきます。
素材6:黒桟革

「革の黒ダイヤ」の異名を持つ、希少な高級革・黒桟革。
ダイヤの粒を散りばめたような輝きを放ちます。戦国時代に武将の甲冑にも使われていた歴史がある程、摩擦に強く耐久性があります。
その制作工程では、職人が4ヶ月もの期間を漆塗り加工を施し、一枚一枚丁寧に仕上げます。銀面にじっくりと漆を時間をかけ、何度も塗り重ねることで、弾力性があり身がつまった革となります。
そんな、歴史価値が高い黒桟革を作れる唯一のタンナーが、「坂本商店」。坂本商店が手掛ける黒桟革は、「THE 日本の革」を誇れるほどの、日本人の美的感覚と精緻を極めた技術の極致と言えるでしょう。
日本産の黒毛和牛と職人の卓越した技術が生んだ黒桟革。
その歴史ある素材の背景を知ると、その輝きをより一層、美しさを増してくれます。
選ぶことが地球のためになる、持続可能な社会に貢献する素材
本革(動物の皮を使った革)の多くが、畜産などで破棄されるはずの動物の皮を活用しており、そのまま破棄する場合よりも地球に優しいと言われています。
革素材において質感を追求しようとすると、化学薬品や添加物などを使うことが多いのが実情です。化学薬品での革の製造や加工では、その工程において環境によくない副産物が発生することがあります。
一方で、植物由来の成分で加工を行う革も存在します。例えば、タンニンと呼ばれるポリフェノールの一種である成分のみを使って加工された革をフルベジタブルタンニン鞣しといい、mokuではそのような革を中心に扱っております。
このようなこだわりの素材は、当然高価になる傾向がありますが、私たちはそこに妥協はしません。
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